軽度知的障害

障害者雇用枠での仕事の探し方

ぷもちはこんな人

  • 軽度知的障害者の姉の立場から発信
  • 福祉大卒・生活支援員
  • 障害者年金を申請→受給に導く
  • 妹をマルチ商法から脱却!



こんにちは!きょうだい児のぷもちです。


障害者雇用枠で、仕事を探す際、こんなことにお悩みではないですか?

どこに相談しに行けばいいのかな・・・?

仕事を探すときは、誰かサポートしてくれるのかな・・・



障害者雇用枠で仕事を探すということは、既に障害者手帳を取得しているということ。


手帳を取得していれば、さまざまなサポートを受けながら仕事を探すことが可能です!


私の妹は22歳の時、軽度知的障害の診断を受け、療育手帳を取得。
障害者雇用枠では2回就職経験あり!


障害者雇用枠で仕事を探すときに、相談できる場所は複数ある



では、どんな相談先があるのか見ていきましょう!


妹が実際に体験したことを元にご紹介!

仕事を探す①【妹が利用した相談機関】

ハローワーク

障害者雇用枠なのに、ハローワーク?と思う方もいらっしゃると思いますが、


ハローワークには障害者専門窓口というものがあります。


ハローワークがサポートしてくれること

  • 求人の紹介
  • 応募書類の添削  など


妹も最初ハローワークで求人を探していました。

こちらの要望を伝えましたが、「そういう仕事は今ないですね」と回答を受け、

それ止まりになりました。

うまくマッチしたものがあれば、もっと話は進んだのかもしれませんが

妹はこれ以上、ハローワークを利用していません。





障害者就業・生活支援センター

障害者雇用枠で、最初に就職が決まったのは、この障害者就業・生活支援センターに通いだしてからです。


こちらは各都道府県に設置されている相談機関になります。

こちらに相談にいき、障害者手帳の取得を勧められ、障害者雇用枠で就職した経緯があります。

面談→就職先の紹介→就職先へ同行面接→就職後のフォローまで、全て一貫して対応していただきました。


実際に、就職先を探す前にどのような仕事が向いているかの適性検査も行いました。


この検査はこちらのセンターで行ったのではなく、他のセンターと連携していただき、ご紹介いただきました。
(紹介いただいた適性検査を行ったセンターの名前は忘れてしまいました)


この検査の結果、介護の仕事が向いているとのことだったので、介護の仕事を探しました。

(専門学校を卒業し、福祉の資格を持っていたので、スムーズでした。)


最終的に就職することになった介護事業所は、当初障害者雇用枠での求人を募集していませんでした。


しかし、この障害者就業・生活支援センターの方が一般の方に向けたこの介護事業所の求人を見つけ


障害者雇用枠で採用するのはいかがですか?



と、積極的にアプローチしていただきました。


それによって、この介護事業所として初めて、妹が障害者雇用枠での採用を頂きました。


元々障害者雇用枠での求人でなかったものも、積極的にアプローチすることで妹を就職に繋げた。

そんなことできるんだ!と最初は驚きましたが、この能動的な行動にとても感謝しています。


就職の面接に行く際にも同行、また就職した後もフォロー訪問と、手厚くサポートいただきました。





仕事を探す②【こんな相談先もある】



私が仕事で取材した先や、調べていくうちに「こんな相談先もあったんだ!」というところをご紹介。


発達障害者就労支援センター



私が今住んでいる埼玉県には発達障害者就労支援センターというところがあります。
※こちらはどの都道府県にも存在するわけではありません。



以前、仕事でこちらを取材したことがあるので、その時の話を少し。

こちらで行っている支援内容は以下の通り

  • 就職相談
  • 職業能力評価
  • 就職セミナー
  • 就労訓練
  • 社会体験、合同企業説明会
  • 就職活動支援
  • 職業定着支援


妹が就職したときにお世話になった「障害者就業・生活支援センター」に、似ているかも!



行っていただける支援内容は、妹が実際に利用した障害者就業・生活支援センターによく似ています。


ただ、こちらは障害者手帳がなくても、センターを利用可能というのが、違いかなと思います。


セミナーを受けたり、訓練を受ける段階では、障害者手帳を持っていなくとも、利用している方もいらっしゃるのですが、


実際に就職となると、障害者手帳の取得が必須になるそうです。


理由としては、障害者手帳を取得し、障害者雇用枠の中で就職しないと、

センターの方が、就職後の支援に入れないからだそうです。


手帳を取得し、障害者雇用枠の中で就職したのち、


仕事にも慣れ、順調に働けるようになると、障害者手帳を返却し、


障害者雇用枠ではなく、通常の採用枠で再就職できるパターンもあるそうです。

企業が行う就労支援


これは、妹の就職の時には私が全く知らなかったこと。


企業として障害者雇用枠での就職を斡旋する事業を行ってくれるところがあるのです。


求人内容が首都圏・関西圏中心だったりもしますが、お住まいの地域が近いのであれば、こういうところを利用してみるのもありだと思います。



交通費やランチの支給もあり!

障がいのある方の「働きたい」を支援します!就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)


全国7都道府県で展開中

障がいのある方への就労移行支援【パーソルチャレンジ・ミラトレ】


発達障害専門のコースあり!

発達障害専門の就労移行支援【atGPジョブトレ 発達障害コース】


首都圏や関西圏など、人口の多い場所に集中していますが、その分みんなが知っている名前の会社の求人を紹介してもらえたりするかもですね!


まとめ



障害者雇用枠で就職先を探す場合、さまざまな相談機関が存在します。


どこの相談機関が合うかは分からないので、いろんなところに相談して、さまざまの人の意見を聞くのがいいと私は思っています。


私の妹も、2カ所目の相談先にご紹介いただいたところで、就職した経緯もあります。

相談先によって、紹介してくれる求人は変わる。


地方・都会によっても求人は変わる。


皆さんの納得のいく就職先が見つかりますように!



  • この記事を書いた人

ぷもち

35歳三姉妹の母(小学生・幼稚園・保育園)/ 軽度知的障害の妹を持つきょうだい児 / 生活支援員 / ブログ初心者

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